自分自身の人生を振り返った際、ポジティブな出来事だけではなく、ネガティブな出来事も思い浮かぶことでしょう。
人によっては、ネガティブなことがポジティブなことよりも心に残っていることも。
自分史を製作を検討される中でネガティブな出来事はどの程度、残す必要があるのでしょうか。
そこで今回は「恥ずかしいことや失敗したこと。ネガティブな出来事は自分史に必要なのか」についてご紹介します。
■恥ずかしいことや失敗ばかりでも残した方がいい?
自分史を製作する際、あなたの人生が恥ずかしいことや失敗ばかりであっても、人生の一部として残されることをおすすめします。
もちろん、恥ずかしいことや失敗ばかりの経験を形として残すことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
その場合、自分がどの程度であれば、残すことができるのかを判断しましょう。
もし、出来事が現在でも自身の重荷となっていることであれば、残す必要はありません。
大切なのはどこまで自己開示ができるのか、恥ずかしいことや失敗ばかりの経験が自身の成長や学びとして向き合えることなのかどうかです。
■向き合う視点
以下、具体的な向き合う視点です。
1.人間らしさを伝えられる
恥ずかしいことや失敗した経験は、読み手にとって共感できる部分です。
- あなたがどのようにして困難を乗り越えたのか
- 失敗から得た学びとその過程 など
詳細に記すことで、読み手の心に届く説得力のある自分史に仕上がります。
2.失敗を教訓にする
恥ずかしいことや失敗ばかりの経験そのものを教訓として表現するのも方法の1つです。
- 当時の心情や反省
- 現在の想いや考え など
ネガティブをポジティブに変換し伝えることで、教訓として表現することでリアルな人生が表現できます。
■ネガティブを記載メリット
恥ずかしいことや失敗ばかりの経験を残すことに対し、マイナスイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ネガティブな出来事を残すことにもメリットがあります。
1.共感とリアリティがある
恥ずかしいことや失敗ばかりの経験はあなたの人生の一部です。
輝かしい完璧な人生ばかり残してしまうと読み手とあなたとの間に距離感が生まれてしまう可能性があります。
ネガティブな経験であっても形に残すことで、「あの人もこんなに苦しんだり、失敗したことがあったんだ」と共感を持ってもらえたり、リアリティを感じてもらえることも。
2.心の整理に繋がる
恥ずかしいことや失敗ばかりの経験でも、自分史として形にすること、または製作過程で自分自身のネガティブな経験が整理でき、ポジティブに捉えるきっかけになることもあります。
■製作はバランスを考えて
自分史を製作するにはバランスが大切です。
自分史を全体を通し確認した際、恥ずかしいことや失敗したことなどネガティブな経験だけでなく、成功体験や嬉しかったことなどポジティブな経験を盛り込むことで読み手にとっても親近感が沸くバランスのいいものとなります。
■まとめ
恥ずかしいことや失敗した経験を形に残すことは勇気が必要なことかもしれません。
しかし、ネガティブな出来事であっても、自身の過去を振り返ること、自己理解を深められること、心の整理をつけられるなど、様々なメリットが隠れています。
もちろん、あなたがネガティブな出来事を今での重荷と感じており、形として残したくないと感じるのであれば、無理に残す必要はありません。
大切なのはネガティブな出来事をどこまで自己開示ができるのかです。
オリーブの冠ではあなたやあなたの大切な方々の思い出や感謝の想いを残すお手伝いをさせていただきます。
「自分史を作ってみたい」「プレゼントしてみたい」などありましたら、お気軽にお問い合わせください。