「自分史」と聞くと、自分の生い立ちや家族への感謝の想いをカタチに残すイメージがあるかもしれません。
ですが、自分史は生い立ちや感謝の思いを残すだけではなく、もっと自由に表現してもいいのではないでしょうか?
例えば、大切なペットとの思い出も、飼い主さんにはかけがえのない「自分史」の一部です。
人とペットとでは、それぞれに寿命があり、その限られた時間の中で過ごすペットとの毎日は何にも代えがたい輝きを持っています。
何気ない毎日を残し、これからも共に歩んでいくための自分史があってもいいのかもしれません。
そこで今回は「ペットとの思い出を楽しく、無理なく自分史にするためのアイデア」をご紹介します。
■おすすめのアイデア
1.思い出アルバムを作る
まずは、王道の写真とエピソードを組み合わせた思い出アルバム作りがおすすめです。
〈内容例〉
- 初めて出会った日
- 面白い寝相や表情
- 忘れられないいたずら
- お気に入りのおもちゃ
- 好きな食べ物 など
スマホやパソコンに保存されている写真を選び、1枚ずつ短いエピソードを添えるだけで、立派な“ペット自分史”です。
〈例〉
- 「この表情は大好きなおやつを見つけた時の顔」
- 「このときは雷が鳴って、怖がっていたから隣で一緒に眠ったな」など
当時の気持ちや情景が伝わる言葉を添えると仕上がった時の印象が良くなります。
2.ペット目線で「物語」を書いてみる
続いて、ユニークな方法として、ペット目線で物語を書くこともおすすめです。
〈例〉
- 「きょう、ぼく(わたし)は大好きなおかあさんと散歩にいった!」
- 「カミナリ鳴っていてすごくこわかったけど、おかあさんがギュッとしてくれて安心した」など
ペットが日記を書いているように作ってみるのも◎
仕上がった時、大切なペットを想い、思わず笑顔になるのではないでしょうか。
ペット視点での作成は、文章が苦手な方でも挑戦しやい方法です。
難しく考えず、大切なペットなら「どう考えるかな?」「なんて言うかな?」と想像して書くことで、ペットと飼い主さんの愛情溢れる日常を表現できます。
3.成長や変化を記録にする
お子さんの成長記録のようにカタチにする方法もおすすめです。
〈内容例〉
- 体重や体型の変化
- 食べられるようになったもの
- できるようになった芸や習慣 など
月ごと、年ごとに残すこともおすすめです。
- 「この頃は○○のおもちゃが大好きだったな」
- 「小さな頃は階段が怖かったのに、今では楽しそうに駆け上がっている」 など
これらを表やカレンダー形式にしてまとめると、見やすくなります。
■お別れのあとも、大切な時間を
大切なペットが今も元気でその記録を残していくことは、とても大切なことです。
しかし、すでに大切なペットとお別れしている方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、思い出をカタチにすることに意味があります。
- 最後に話しかけた言葉
- 今でも思い出す愛おしいしぐさ など
心の中の記憶も、あなたにしか書けない大切な記録です。
ペット自分史に残すことは、ただ記録として残すだけでなく、気持ちを整理し、悲しみを和らげてくれる時間にもなります。
■まとめ
大切なペットとの日々は、日常の中にある「特別な時間」です。
その時間をあなたの言葉で、あなたらしく残していくことがペット自分史の楽しみ方なのかもしれません。
自分史を作るには、アルバム、日記、手書きでも何でもOKです。形式に正解はありません。
「楽しくできるかどうか」は作り方ではなく、作っている過程、その時間をどう感じられるかです。
まずは、1枚の写真から始めてみてください。
オリーブの冠は、あなたと大切な方の思い出を形にするお手伝いをいたします。
「自分史を綴りたい」「大切な人への贈り物として残したい」―― その想いを大切に、一冊の物語に。
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