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私だけの物語をどう語るか。

お役立ちコラム

自分史はこれまでの人生を表現できる特別な1冊です。

その1冊を唯一無二に仕上げるには、物語をどのように表現したらいいのでしょうか。

今回は「私だけの物語をどう語るか。」についてご紹介します。

 

■自分史とは

人生の軌跡を記録した1冊で、自分自身や家族だけでなく、未来の世代に伝えることのできる大切なものです。

制作の前に、どのような目的で書くのかを考えましょう。制作の意図は一人ひとり異なります。

あなたの制作に対する想いは何なのか、一度考えてみましょう。[記録・回想・自己発見・家族への贈り物 など]

 

■自分史を紡ぐためのヒント<なぜ自分史を書くのか>

自分史を書く理由の主な理由は3つです。

1.自身の人生を見つめ直し、意味を見出す

私たち現代人は日々の様々ことに追われ、過去を振り返る時間は意外と少ないのではないでしょうか。

自分史を書くことで「これまでどんな選択をしてきたのか」「どんな経験が今の自分を形作ったのか」を整理できます。

もしかしたら、以下のような発見があるかもしれません。

  • 人生の転機になった瞬間:「あの時の決断が今の自分に繋がっている」と思えるきっかけとの再会
  • 価値観の形成:「この出来事があったから、今の自分の考え方がある」と感じたことの再認識
  • 成長の実感:「大変だったけど、よく乗り越えてきたな」と思える出来事や経験を思い出す

自分史制作は人生を客観的に捉え直すきっかけに。自分自身に対しての理解が深まり、未来への指針、目標が見えてくることがあります。

 

2.家族や次世代へ。「生きた記録」を残す

「親や祖父母の話をもっと聞いておけばよかった…」

「親や祖父母どんな人生だったのか、もっと知りたかった…」という経験がある人は多いのではないでしょうか。筆者もその1人です。

私たち一人ひとりの人生は、歴史の一部です。それでも、一個人の経験や想いは、例え歴史の一部であっても形に残さなければ、人生の最期とともの終わりを迎えてしまいます。

例えば、以下のような形で残すことができます。

  • ご家族へのメッセージ:「私の人生は○○な人生だった。あなたの○○な未来を願っているよ。」
  • 思い出の継承:「子供の頃の暮らしは○○だった。」「家族で○○をしたね。」
  • 教訓の記録:「あの時、こんな失敗をしてしまったけど、その失敗を経て○○な学びや人生があった。」

あなたの経験がこれからの子供や孫の人生のヒントになることもあるかもしれません。

 

3.辛かった経験を整理して、前に進む

人生には、過去を振り返ると楽しかった思い出だけでなく、辛かった思い出や後悔も出てくるかもしれません。

それでも書き出すことは、後ろ向きになることなく、今後の人生を前を向き、悔いのないものにするためにあえて形にする方法です。

 

■自分史を魅力的にするには

魅力的にするには、3つのポイントを抑えてみましょう。

1.具体的に

思い出の場所や会話、感情などをできるだけ細かく描写することで、内容にリアリティーが増し、魅力的になります。

2.本音を書く

自分の素直な気持ちや価値観を反映させることも魅力的にするポイント。但し、「このことは絶対に残したくない!」エピソードは無理に書く必要はありません。

3.自分らしい表現を入れる

写真やイラストだけでなく、自分らしい表現(手紙・詩・会話形式 など)を取り入れると、よりオリジナリティのある1冊に仕上げられます。

 

■まとめ

自分史は、人生の軌跡を記録したものであり、人生を見つめ直すことのできる特別なものです。

制作するうえで気づくことがあるかもしれません。

自分史制作を検討される方は、準備段階で完璧を求めず、少しずつご自身と向き合い、進めていってください。

 

オリーブの冠では、あなたや大切な方々の思い出、そして感謝の気持ちを形に残すお手伝いをいたします。

「自分史を作りたい」「大切な人への贈り物として残したい」といったご希望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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