コンテンツ

7

パーソナルBookをつくって終活などにも利用する話をききました。自分史との違いは何ですか。

お役立ちコラム

エンディングノート・パーソナルBook・自分史そして遺言書など、終活をする際、自身のことを残すツールはいくつもあります。

そのツールごとに使い勝手や使用目的は異なります。

しかし、多くの情報で溢れている現在で、何をどう使えばいいのか、情報が溢れるあまりに情報迷子になってしまう方も少なくありません。

そこで今回は「パーソナルBookと自分史の違い」についてご紹介します。

 

■パーソナルBookとは

個人の情報や思い出の他に計画などを記載する本またはノートのことを指します。

パーソナルBookの形式はさまざまで、自身のライフスタイルに合わせて活用方法は異なります。

 

■「パーソナルBook」と「自分史」の内容と目的

以下、一般的な「パーソナルBook」の内容です。

[内容]

  • 基本情報:名前・住所・連絡先など
  • 家族や友人の連絡先
  • 目標設定:短期的・長期的
  • 趣味や好きなこと
  • 日常の記録やメモ
  • 健康管理:食事・運動・医療記録
  • 財務管理:収入・支出・貯金
  • タスクやスケジュール管理:週間・月間 など

[目的]

  • 自己管理
  • 目標達成 など

続いて、一般的な「自分史」の内容です。

[内容]

  • 個人の生い立ち
  • 家族との思い出
  • 人生を左右した転機や出来事
  • 仕事について
  • 学歴や取得した資格
  • 趣味や好きなことを詳細に
  • 写真や資料を添付できる

[目的]

自身の思い出、歴史や経験をまとめ、ご家族や身近な人に残すためのツール。

 

■「パーソナルBook」と「自分史」の違い

パーソナルBookと自分史の違いは以下の通りです。

パーソナルBook:自己管理や目標達成のサポートが主なツールで、現在や未来に目を向けたもの

自分史:自身の思い出、歴史や経験をまとめ記録として残すことを目的として作られ、過去から現在までを振り返るもの

 

■パーソナルBookを終活に使用するには

パーソナルBookも終活で使用が可能です。

終活‥自身の最期を見据えて身の回りを整理すること。残された家族など、周囲の人たちに死後の負担が少ないよう「⼈⽣のわりのための動」を指します。

以下、終活でのパーソナルBookの活用方法です。

  • 基本情報:名前・住所・連絡先など
  • 家族や友人の連絡先
  • 書類の保管場所:戸籍謄本・保険証書・遺言書など重要なもの
  • 財産や遺産管理:銀行口座・不動産の情報・年金についてなど
  • 医療や介護:医療や介護が必要になった際の希望(延命の有無や入所を希望する施設など)
  • 服用している薬
  • かかりつけの病院や薬局
  • 葬儀について
  • お墓の希望
  • 遺言について
  • デジタル情報:メールアドレス・登録しているSNSのアカウント・IDやパスワードなど
  • 家族や身近な人への感謝の想い など

全て上記の全てを記載する必要はありません。

自身でまとめる中で必要と感じるものを記載しましょう。

但し、終活用として作成させるのであれば、死後のことを考慮し、デジタル情報の記載をおすすめします。

(*携帯電話やスマホなど解約後に料金が発生するアカウントを見つけた場合、退会の手続きなど手間になる可能性があります。)

 

■まとめ

パーソナルBookは健康管理や目標を設定するツール、自分史は過去から現在を振り返り未来へ残すことを目的にしたツールです。

終活では、どちらを活用されてもご家族や身近な人へ自身について残すことに代わりありません。

個人の情報に特化したパーソナルBookを選ぶも良し、思い出を多く載せた自分史を選ぶも良し。

あなたに合ったツールを見つけてください。

 

オリーブの冠ではあなたやあなたの大切な方々の思い出や感謝の想いを残すお手伝いをさせていただきます。

「自分史を作ってみたい」「プレゼントしてみたい」などありましたら、お気軽にお問い合わせください。

RELATED

関連記事

PAGE TOP