あなたはこれまでご家族とどのような思い出を残されてきましたか?
「家族で各地に旅行へ連れていてもらった」「旅行に出かけたことは少ないけれど、季節ごとに様々なことを経験させてもらった」など、ご家族によって過ごし方、思い出となるエピソードはそれぞれ違うのではないでしょうか。
今回は「家族との絆:親や兄弟姉妹との思い出エピソード」を2つご紹介いたします。
⬛︎思い出は家族との絆
自分史はあなたの人生を振り返るだけではなく、ご家族との絆を再発見できる方法でもあります。
あの時、あの瞬間、キラキラと輝いた記憶はあなたとご家族の絆そのものです。
どんな些細な事でも、ご家族のことを形として自分史に残しておきたいと思うお客様は多くいらっしゃいます。
あなたにはどのようなエピソードがありますか?
⬛︎家族との絆 エピソード01
ー父とペットボトルロケットー
父は物を作ることが好きな人で私が子どもの頃はよく何か作っていた印象があります。
自分の好きなもの、子どもと一緒に楽しめるもの。
なかでも大人になった今でも思い出すのは[ペットボトルロケット]。
(ペットボトルロケット・・2リットルのペットボトルを何本か組み合わせ作られたロケット。水と自転車用の空気入れを使ってペットボトルに空気を詰めて飛ばします)
小学生時代の暑い夏の日、自宅近くにある河原に出来立てのペットボトルロケットを持って行って遊んだときのことです。
ペットボトルの飛ばし方にはコツが必要だったようで空気の入れる量を間違えると飛ばす前に水が漏れ出し失敗してしまったり、高く飛ばなかったりと試行錯誤していた記憶があります。
それでも子どもの私にとって失敗も楽しい思い出。
水が漏れて自分が濡れることに大はしゃぎ。チカラが必要な空気入れにも全力で挑戦。全てが色褪せずに残っています。
特に上手く飛んだ瞬間は今でも楽しかった記憶です。
飛び上がる時の水しぶき。
高く飛び上がり太陽を浴びてキラキラ輝いているペットボトルロケット。
飛んでいくペットボトルロケットを走って追いかけていた私。
そして、作ってくれた父は空気を入れて飛ばしてを繰り返していたのでヘトヘトだった記憶があります。(笑)
大人になった今思うと作ること、実際に飛ばすことはとても時間や労力がかかることかもしれません。
ですが、あの時のキラキラ輝いているペットボトルロケットは私にとって父とのかけがえのない思い出です。
今はその父の影響もあり、私も子どもたちと一緒に物を作ることが大好きです。
⬛︎家族との絆 エピソード02
ー夜出発の旅行ー
家族との思い出に夜間に出発した旅行があります。
私は5人家族ということもあり、子どもの頃は車移動ばかりで電車移動はしたことがなく、旅行はいつも車で行ける場所でした。
その旅行の中で何年かに1回、夜に出発する旅行がありました。
移動距離が長いことから、夜21時から22時頃に車に布団を積み込み、子どもの私たちは寝ながらの移動です。
車に荷物を詰め込む様子。
詰め込む両親を見ているワクワク感。
これからの楽しい旅行の始まりを予感させる瞬間が大好きでした。
夜の車内、車の中から見る夜の街並み、全てが特別感で溢れていました。
朝方に到着し、興奮のあまり、その後は一睡も出来なかったこと。
睡眠不足で遊んでいる途中で眠くなってしまったこと。全てが楽しかった思い出です。
大人になり、子どもを連れて旅行に行く大変さを知りました。
荷物の準備から始まり、夜間の運転、当時のナビ無しの運転など、疲労度は並大抵のことではなかったと思います。
それでも、私にとっては終わってほしくなかった楽しかった思い出です。ありがとう。
⬛︎家族との絆
家族との絆は思い出の数。
その思い出は大人になっても色褪せることのない大切なもの。
家族との思い出はどこで何をしたが重要なのではなく、忘れられない思い出を残すことができたかではないかと私は思っています。
どんな些細なことでも、あなたにとっては大切な思い出。
その思い出を忘れることのないように自分史に残してみてはいかがでしょうか。
「オリーブの冠」があなたの思い出を残すお手伝いをさせていただきます。