自分史の制作方法は十人十色。1つとして同じ完成品はありません。
お渡しするご本人にお伝えし制作される方もいらっしゃれば、サプライズで進めたいとお考えの方もいらっしゃいます。
しかし、自分史制作となれば、お渡しするご本人の記憶が必要不可欠。どのようにして制作したらいいのでしょうか。
今回は「自分史を本人にサプライズ制作できる方法」についてご紹介します。
■本人取材なしでも自分史はできる?
自分史制作は、ご本人の取材なしで進めることは十分可能です。
しかし、そういった場合、ご本人から正確な情報を得ることができないため、ご本人とご縁のある方々からの情報提供やご協力が不可欠となります。
■本人取材がなしで自分史を作るには
以下のような構成方法がおすすめです。
1.写真と年表の活用
写真や年表をお持ちであれば、これらを軸に自分史の構成が可能です。
年表を基に年代ごと(例えば、幼少期・学生時代・社会人としての歩み など)に区切ることで、作り手はまとめやすく、読み手は見やすくなります。
また、写真を時系列に並べるだけでもサプライズで受け取った方には感動的なものになると思います。
2.家族や親しい方々からエピソードを集める
渡す方(今回はお父様)の兄弟または姉妹やご友人、会社の同僚など、お父様とご縁のある方に思い話を聞いてみましょう。
兄弟または姉妹であれば、「子どもの頃は○○な子だった」「○○をして怒られたなぁ‥」「家族で○○に行った」
ご友人や同僚の方であれば、「学生時代は○○に熱中していた」「仕事で○○に挑戦した」など、話しを聞くことで、ご家族には見せない一面を知ることができるかもしれません。
3.習い事や趣味のエピソードを掘り下げる
ご家族が把握しているお父様の習い事や趣味について深く掘り下げてみましょう。
[例えば]
- 習い事のきっかけ
- 習い事を長く続けてきた理由 など
4.ご家族から見た印象
お父様に向けた自分史ですが、ご家族から見たお父様の姿を書き加えるのもおすすめです。
お父様に対し、ご家族がどのように想い、過ごして来られたのかを添えることで、よりリアルなストーリー・構成となります。
5.感謝のメッセージ
自分史の最後にはご家族からの感謝のメッセージの掲載がおすすめです。
感謝の言葉(メッセージ)だけでなく、ご家族直筆の手紙を掲載しつつ、実際に自分史と共に手渡すのといいかもしれません。
今回の制作はご退職の節目です。お父様へのこれまでの労いや長年お仕事を続けられたことに対する感謝を伝えることで、より特別な自分史に仕上がります。
■仕上がりイメージを考えよう
仕上がりをイメージすることも自分史作りには欠かせません。
- 写真メインの「フォトブック」スタイル
- 文章ベースでの作成
- 年表に沿ってカッチリと など
この中では、サプライズ感を演出しやすい「フォトブック」スタイルがおすすめです。
但し、お客様のご希望によって、様々な方法でお作りすることも可能です。
■まとめ
自分史は人が誰かを想い形になります。今回はお父様へのご退職時のプレゼントです。
これまでのお父様自身の歩み、ご家族との絆、これまでの苦労に対する労いと感謝。
相手を想い、カタチとしてお届けできるのが自分史です。
もし、サプライズでの制作をお考えの場合は、お写真や資料集めには十分にお気を付けください。
もちろん、それがご自分へのご褒美でも大歓迎です!
オリーブの冠では、あなたや大切な方々の思い出、そして感謝の気持ちを形に残すお手伝いをいたします。
「自分史を作りたい」「大切な人への贈り物として残したい」といったご希望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。