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小学校の卒業の記念にクラスで写真集を作ろうかと話が出ていますが、今はデジタルの方が印刷もしなくていいし、楽だという意見も出ています。冊子で残すメリットを教えてください

お役立ちコラム

最近では、デジタルの手軽さから、冊子などの印刷を削減する動きがみられています。

手軽に共有できるデジタルは忙しい現代人にとって、心強い味方です。

しかし、人生の節目となると、手軽さの一方で「思い出を残すのにここまで簡単でいいのか」という意見が聞かれます。

そこで今回は「手軽に共有できるデジタル!時間をかけて作る冊子!冊子を残すメリットはある?」についてご紹介します。

 

■デジタルで残すことの便利さ

最近ではデジタルカメラやスマートフォンの普及によって写真をアルバムアプリやクラウドに保存して共有することが一般的になりました。

デジタルでの共有には印刷代がかからず、遠方に住む人にも簡単に送ることがある便利さがあります。

また、クラウド上での保存先を把握しておければ、検索もしやすく、容量を気にしなければ多くの写真を残せることも魅力と言えます。

 

■クラス写真集を冊子で残すメリットとは

一方で、あえて「冊子」として残すことにも大きな意味があります。

1.「形」として残せる安心感

データはPCやスマホの故障、活用しているサービスの終了によって見られてなくなる可能性があります。

10年、20年後に見返したいと思っても「保存したアプリがわからない」「パスワードを忘れてしまった」ということも珍しくないでしょう。

そういった面では、冊子は手元に形として残るため、本棚にしまっておけば10年、20年後いつでも手に取り、読み返すことが可能です。

 

2.「ページをめくる体験」の価値

卒業アルバムのようにページをめくりながら、これまでの思い出を辿る感覚は特別そのものです。

紙ならではの質感や、紙のにおい、ページをめくる音。写真や文章が並んだページを前にすると、当時の情景、記憶が蘇ってくることもあります。

 

3.みんなで「同じものを共有できる喜び」

デジタルでの共有は、それぞれ使用してる端末や環境で見方が異なりますが、冊子ではクラス全員が同じものを手に取ることができます。

将来、同窓会など大勢で集まった時にも「同じ冊子」を囲み思い出話しに花を咲かせることも。将来の風景を想いを馳せることができるのも冊子ならではかもしれません。

 

4.飾れる・置ける

冊子は飾れる・おける存在です。

本棚やリビングに置いておくことで、ふとした瞬間に家族で読み返すことができます。

デジタルは「見ようと思わなければ見ない」ものかもしれませんが、冊子は生活に自然と溶け込み、記憶を呼び起こすきっかけになってくれます。

 

5.作り上げた「達成感」

印刷物にすることで完成した「達成感」を味わうことができます。

クラス全員で意見を出し合い、ページ構成、写真選び、文章をまとめて一冊の冊子に仕上げていく。その過程が子どもたちにとって、かけがえのない経験になります。

 

■デジタルと冊子、両方の強みを活かそう

デジタル保存にもメリットはあります。

遠方の人にすぐ共有できること、データをコピーして何度でも残すことができることなど、手軽さは現代ならではの強みといっても過言ではありません。

大切な思い出は「デジタルと冊子の両方で残す」ことをおすすめします。

日常的にはスマートフォンやパソコンで思い出を見返し、節目や大勢での集まりのときは冊子を囲み語り合う。この2つ掛け合わせることで、これまで以上に温かみのある思い出の残し方ができるのではないでしょうか。

 

■まとめ

お子さんにとっても、12年大切にお子さんを見守られてきた保護者の皆さんにとっても、小学校の卒業は人生の大きな節目です。

デジタルはとても便利で手軽ですが、「将来も安心して見返せる」「手に取って楽しむ」「同じものを共有する」という点では、冊子を選択する価値は多い

のではと考えます。

特別な節目だからこそ、手間を惜しまず、制作過程を楽しみ「形」にしていってもらえたら嬉しいです。

 

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