「自分史」というと、シニア世代向けのツールといったイメージが強いかもしれません。
そんなイメージのなかでも、最近では就活に「自分史」や「パーソナルブック」を活用する方が増えてきています。実際に就活の自己PRのツールとして、これらがとても役立っているようです。
しかし、これらを自身で作るとなるとデザインが難しいのでは?といった心配の声も耳にします。
そこで今回は「自分史とパーソナルブックの違いとデザイン」についてご紹介します。
■自分史を就活に活かすメリット
最大のメリットは自己分析が深まることです。
就活ではあなたがどんな人物なのか、これまでどのような経験をしたのかを企業に伝えることがとても重要です。
しかし、面接やエントリーシートで「あなたの強みとは?」と聞かれると、言葉に詰まってしまう方も少なくありません。
自分史を作ることで、幼少期から現在までの継続の振り返り、自分がどのような場面で力を発揮してきたのか、何を大切にしてきたのかを整理することができます。
こうした作業が就活を進める上で心強い味方となります。
さらに、自分史を「パーソナルブック」という形にまとめれば、視覚的にも自分をアピールできるものとなります。
文章だけでは伝わりにくいことでも、写真やデザインなあることで見た目にもメリハリができ、印象に残る自己PRに仕上がります。
■「自分史」と「パーソナルブック」の違い
自分史とは、人生を振り返り記録するものとして用いられます。
- 生い立ち、家族、学生時代、仕事、趣味など時系列でまとめるのが基本
- 自分の歩んできた道を記録、保存する意味合いがある
- 家族など大切な方への贈り物や、自分自身の思い出の整理や終活の一貫として作ることが多い
続いて、パーソナルブックは、自己PRや自己表現のツールとして用いられることが多くあります。
- プロフィールや経験、スキル、趣味などを見やすくまとめたもの
- 自分を知ってもらうために制作する「プレゼン資料」と意味合いがある
- 就活や転職など、ビジネスでの自己紹介、婚活やSNSプロフィールなどで活用されることが多い
■就活用で活用するなら
就活用として活用するのであれば、「パーソナルブック」がおすすめです。
就活の目的は、自分を企業に知ってもらうことです。
- 自分の強みや個性のアピール
- どのような経験をしてきたのか
- 将来、どのようなことをしたいのか など
就活には、過去を振り返るだけでなく、これら3つを伝えることが大切です。
■なぜパーソナルブック?
パーソナルブック=自己PRツールだからです。
その理由は、
- 写真やイラストを使って、視覚的な表現ができる
- 見やすく整理されているから企業にも伝わりやすい
- エントリーシートや履歴書では伝えきれない魅力を伝えられる
自分史は、就活では準備の素材として活用することがおすすめです。
自分史を作ることで、
- 自己分析が深まる
- 自分の強みや弱みが分かる
- エピソードの整理ができる
■デザインは難しい?
パーソナルブックのデザインとなると「難しいのでは?」といった声も多くあります。
ですが、最近ではデザイン初心者でも簡単に使える無料ツールも多くあり、テンプレートを活用して誰でもプロっぽいデザインに仕上げることも可能です。一度、挑戦されてもいいかもしれません。
それでも自信がないという方は、弊社のような専門的な制作を行っているプロに依頼することで、文章の構成なども安心して仕上げることができます。
■まとめ
パーソナルブック=自己PRツールです。
パーソナルブックと自分史をどちらかを選ぶのであれば、パーソナルブックがおすすめですが、両方作ることで自分を深く知り、アピールできる心強い味方になります。
オリーブの冠は、あなたと大切な方の思い出を形にするお手伝いをいたします。
「自分史を綴りたい」「大切な人への贈り物として残したい」―― その想いを大切に、一冊の物語に。
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