人生には”完成”することは恐らくありません。
私たち人間は、 日々変化をしながら、時には迷い立ち止まり、それでも前に進んでいます。
自分史を作ることは、”歩みの途中”である自分自身を認め、受け止める作業なのではないでしょうか。
人生は嬉しいこと、楽しいことだけではありません。辛く苦しい経験もあっての人生です。
そんな、ありのままの自分に目を向け、形にすることにも大きな意味があるのではないでしょうか。
今回は「未完成のままで歩き出す 〜あなたの物語〜」自分史への向き合い方をご紹介します。
■ 自分史は「完成」を目指さなくてもOK
自分史と聞くと、「きちんとまとめなければ」「完璧な内容にしなければ」と思ってしまいがちです。
ですが、本当に大切なのは、エピソードを上手くまとめることだけではありません。
言葉に表せない瞬間、順序がバラバラであっても、ありのままの自分を受け止めて書き記すことが自分史にとっては大切です。
人生には、成功があれば失敗、喜びがあれば後悔もあることでしょう。
そのどれもがあなたの人生であり、かけがえのない大切な物語なのです。
■ 人生は「未完成」
人は、誰もが「未完成」のまま生きているのではないでしょうか。
憧れはあっても、理想の姿に届かなかった日、思うように歩めない(進めない)日もあるかもしれません。
それでも、その途中が、今のあなたを作ってきました。これまでの「迷い」「葛藤」など、マイナスの記憶であっても全てに意味のあるものです。
自分史には華やかなエピソードだけではなく、迷ったり立ち止まったりしたあなたの姿を記すことその姿がとても大切です。
これまでの記憶、全てのエピソードが未来のあなたに勇気や、前に進むための力になってくれます。
■自分史は自分自身を見つめ直す時間
自分史を作ることは、これまでの自分を振り返ること。
それは過去を美化するのではなく、今の自分がどのようにして、これまで歩んできたのかを見つめ直す時間でもあります。
上手くまとめられなくても大丈夫です。少しずつ思い出しながら、一つひとつ書き留めてみてください。
■自分史は未来への道標
自分史は過去のことをただ、まとめるだけのものではありません。
これからも続く人生の新しい一歩を踏み出すために大切な道標です。
これまでを振り返り、これからの人生をどう生きていきたいのか、どんな未来へ歩みをすすめたいのか、少しずつでも自分史を道標にして活用してみてください。
■まとめ
自分史は、「過去と今、そして未来を繋ぐ、あなただけの物語」です。
人生のように、自分史に完璧を求める必要はありません。あなたの物語は、今も続いています。そしてきっと、これからも。
自分史があなたにとって少しでも、前に進むことを応援できれば幸いです。
オリーブの冠は、あなたと大切な方の思い出を形にするお手伝いをいたします。
「自分史を綴りたい」「大切な人への贈り物として残したい」―― その想いを大切に、一冊の物語に。
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